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臨床工学科×看護学科との合同授業

2026.06.19

臨床工学科は、看護学科「チーム医療論」の授業の一環として、さくら看護専門学校 看護学科2年生との合同授業を実施しました。

今回の授業では、臨床工学科の学生が①電気メス ②内視鏡 ③心電図モニターの3つの医療機器について看護学科の学生へ向けて説明を行い、実際に機器に触れてもらいながら、その仕組みや操作方法、安全管理のポイントを伝えました。

普段は教員から知識を受け取る立場の学生たちが、今回は「教える側」として臨んだことで、授業の中でさまざまな変化が見られました。相手にわかりやすく伝えようと言葉を選び、専門用語をかみ砕いて説明しようとする姿は、単に知識を持っているだけでなく、それを「使える知識」として整理しようとする真剣な学びの姿勢の表れでした。学生同士が教え合う経験は、知識の定着だけでなく、医療者としてのコミュニケーション能力や説明責任の意識を育む上でも、大変意義深いものがあります。

 

また、看護学科の学生と直接交流する中で、同じ医療機器を前にしても職種によって視点や関わり方が異なることへの気づきも生まれていました。看護師が患者さんの全身状態を観察しながら異常を早期に発見する役割を担う一方、臨床工学技士は機器の専門家として安全な管理・操作を支えます。互いの専門性と役割を理解し合うことが、患者さんへのより安全で質の高い医療につながるという認識を、学生たちは実感を伴って深めることができたようです。

学生同士が専門性を持ち寄り、教え合い、学び合ったこの経験は、将来のチーム医療を担う医療人としての土台を築く貴重な機会となりました。今後もこのような多職種連携を意識した学びを通じて、臨床工学技士としての専門性と協働する力をともに育んでいきたいと考えています。