ニュース

News
さくら医療福祉専門学校 > NEWS > お知らせ > オリンピック選手来校!
  • お知らせ

オリンピック選手来校!

2024.09.20

令和6年 9 月 20 日(金)
さくら医療福祉専門学校に、オリンピック選手 矢澤 一輝さん をお招きし、さくら医療福祉専門学校・さくら看護専門学校 2校の学生を対象に、特別講演会を実施致しました。

矢澤さんは「お坊さんアスリート」としても話題になった、カヌースラローム競技の選手で、北京・ロンドン・リオデジャネイロと 3 大会のオリンピックに出場しました。
矢澤選手の信念の1つに「困っている人を広く助けられる存在になりたい」という想いがあります。
本校のスローガンである 「人を助ける人になる」と一致していることから、多くの学びを得られると確信し、今回の講演をお願いさせていただきました。

僧侶になった経歴やオリンピック選手としての活動から多くの学びをいただきましたが、特に矢澤選手が学生に伝えたかったことは以下の内容でした。
「何かを決断する時に、たとえその道が険しい道であったとしても、思いっきり挑戦すべきです。
ただ、自分の考えのみで進めるのではなく、周りの方々の意見もしっかりと聞き、自分の考えと合わせて進むべきです。」

講演会の後、さらに3名の看護学科の学生と交流会も行いました。
学生からは質問も飛び交いましたが、ここでも学生生活に役立つ教えをたくさんいただきました。
学生たちは今回の講演での学びを糧に、それぞれの夢を叶えていくでしょう。

矢澤一輝 選手、ご来校誠にありがとうございました。
これからも選手活動、応援しております!

【矢澤一輝さん プロフィール】カヌースラローム競技1989 年3月4日生まれ。長野県出身。
現在は、西目屋村教育委員会所属。
カヌースラローム競技で、北京・ロンドン・リオデジャネイロと 3 大会に渡ってオリンピック日本代表として出場。これまでに国体、NHK 杯、ジャパンカップ、アジア選手権など で数多くの優勝経験を持つ。お父様の影響で小学 1 年生の頃からカヌーを始める。競技に集中するため埼玉の高校に進学する。

大学はスポーツ環境が充実している駿河台大学に進学、カヌー部に所属する。2008 年 駿河台大学 2 年時に北京オリンピックに初出場。2012 年長野県にある山田記念朝日病院をメインスポンサーとして、ロンドンオリンピック出場。日本人として初めて決勝戦進出。2013 年 1 月 6 日 出家し僧侶となる。

2016 年長野県の善光寺大勧進で僧侶を務めながらリオオリンピックに出場し、僧侶をしながら競技に参加する 「お坊さんアスリート」として話題になったこともある。このリオオリンピックでは、妹と ともに同競技で兄妹揃ってオリンピック出場となる。2017 年に青森県西目屋村へ移住し、現在は村役場の職員として働きながら、選手としても活躍を続ける傍ら、地域のカヌー競技の更なる普及推進、選手の育成強化に貢献している。