ニュース

News
さくら医療福祉専門学校 > NEWS > 卒業生インタビュー > 【卒業生インタビュー】臨床工学技士:市川雄大さん
  • 卒業生インタビュー
  • 臨床工学科

【卒業生インタビュー】臨床工学技士:市川雄大さん

2022.03.03

公益社団法人 地域医療振興協会
日光市民病院
市川 雄大 さん
屋久島おおぞら高等学校 出身

きっかけ

高校卒業後、最初は美容系の専門学校に通いましたが、将来のことを考えたときに不安を抱えることが多くなり、自分が目指すのは本当にこの職業で良いのだろうかと思うようになりました。その時、看護師の資格を持っていた母親に臨床工学技士という職業を教えてもらいました。自分でも色々と調べていくうちに、機械化が進む医療業界の中で、この先の需要も高まる職業なのではないかと興味を持つようになりました。そして、県内唯一の養成校であるさくら総合専門学校に入学することを決めました。

働き方

基本的には平日の8時半から17時半まで勤務をしており、月に1回、当直が入ります。

主に担当しているのは透析業務で、穿刺や透析条件の設定、治療中の患者さんの状態への対応、返血などを看護師と協力しながら行っています。最近は、臨床工学技士が少し増えたことで業務が拡大し、呼吸器業務や機器管理業務(医療機器の貸出、返却、点検)などを行うこともあります。

やりがい・大変なこと

透析業務では、患者さんの生活を支え、命を預かるということに大きな責任も感じていますが、同時にやりがいも感じています。また、患者さんの人数もそこまで多くはないため、1人1人との距離が近く、しっかりと寄り添いながら治療を進めていくことができています。実際に患者さんの状態が良くなっていってくれると、自分たちのやっていることが間違っていなかったんだと自信にも繋がります。

呼吸器業務や機器管理業務では、今まであまり携わることのなかった部分も多いので、その分の知識や技術を身に付けることが大変だと感じています。

学生時代やっておいてよかったこと

専門学生時代、平日は20時まで開校していたので、放課後は遅くまで学校に残ることがほとんどだった記憶があります。クラスメイトと一緒に勉強をしたり、色々な話をしたり、そういった毎日が1番楽しかったです。また、そこで交友関係を築けたこともすごく良かったと感じています。現在も専門学生時代の友人と頻繁に連絡は取っており、分からないことを聞いたり、他の病院の状況などを把握することができています。

学生時代やっておけばよかったこと

私は、ME2種(第2種ME技術実力検定試験)は取得済みですが、ME1種(第1種ME技術実力検定試験)や心電図検定など、学生のうちに取得できる資格がいくつかあるので、もっと積極的に資格を取っておけばよかったと感じています。また、病院見学に関しても、就職してからは、なかなか他の病院を見学する機会はないので、学生時代にたくさん病院を見学して、現場のことを学んでおけばよかったと少し後悔しています。

国家試験対策について

1番大切なのは、分からない所をそのままにせず、先生や友人に聞いて必ず解決することだと思います。また、脊髄反射で答えが出てくるくらいに(笑)ひたすら問題を解くなど、日々の積み重ねが国家試験合格に繋がったと思っています。

今後の目標

現在は透析業務がメインの業務になるので、呼吸器や内視鏡など、あまり他の業務に深くは携われていませんが、将来的には、何でもこなすことができるような臨床工学技士になりたいと考えています。また、実務経験や学会への参加など、条件を満たすことで認定士の試験を受験することもできるので、透析に限らず積極的に資格取得を目指していきたいと思います。

高校生の皆様へ

臨床工学技士は、機械化が進む医療業界で、病院での需要も高まっているので、今後の活躍が期待できる職業だと思います。「人を助けたい」という思いが少しでもある方はぜひ目指してほしいです。今のうちから機械を扱うことやパソコン作業などにも少し慣れておくと、就職後も有利になるかと思います。